2017年8月24日木曜日

ソードのストーリー ~8~ 八方ふさがり

絵の中の人物は、身の丈ほどの剣で囲まれ、目隠しをされて目も見えず、縛られて自由に動くことができません。その上、足元もぬかるんでおぼつきません。目的地の城は険しい山の上でたどり着くのは困難に思われます。
八方ふさがりの状態で、悪いことが重ねて起こります。




あなたは、7のスタコラサッサの結果、自分で自分を追いつめてしまったのかもしれません。
もう何もできない、どうにもできないと思い込んでいます。
キーワードは、束縛感、閉塞感、制限、困難、無力、孤立無援など。

でも、本当にそうでしょうか。
ソードの8はプチ吊るしでもあります。

もしよろしければ、吊るしについてはこちらをご参照ください。


自分で好んで身動きできなくなっているのではありませんか?
ソードは、思考と論理のカード。
冷静になれば、あなたを縛っている布も目隠しもほどくことができそうです。囲んでいる剣の間には隙間もあります。足元はぬかるんでいますが、城との間は川で隔てられているわけではありません。
例え今は困難な状況にあったとしても、あなたには城という理想に向かって進む力があるのです。

逆位置では、縛られていた状態から抜け出します。目隠しの隙間から、光明が見えます。縛っている紐をほどく方法を思いつきます。それに伴い足元も乾いてくるでしょう。事態はよい方向に転がり始めます。あなたはもう自由です!



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